座右の銘 = 「着々と勝ち組へ」
以前は,一挙に勝ち組へ駆け上がることを狙ったこともありましたが,なかなか思うように行きませんでした.
今は,5 ヶ年計画を立てながら,着々と収益力を養い財を蓄えることを心掛けています.
計画は,控え目にしつつ所々にマイルストーンを設けるのがコツ.無理な目標を設定すると挫折します.
近況(2008.03.01)
株式投資は,未だ長期休業中です.上場株は 2006 年半ばに売り切っちゃいました.
2006 年前半には,フルローンでビル,マンション,アパートを一棟買いして賃貸することも考えましたが,日銀の金利引上げが続く様子だったので,諦めました.逆に,2006 年後半には,区分所有のマンションの借入を一部返済したりして,負債を圧縮しました.この頃は,投資先欠乏に悩んでいた時期です.
2006 年終盤には,負債圧縮が一段落し,それでも余剰のキャッシュポジションをどうするか悩みました.結局,利回り 5%〜6% で金利上昇に強そうな上場 REIT を選び少しずつ買い進めました.ところが,2007 年初め,日銀再利上げにも関わらず REIT が急騰する状況を見て,REIT 買付けをストップしました.ちょっとバブリー,危険です.再び投資先欠乏に悩みました.
2007 年初め,もはや実物不動産買いを再開するしかあるまいと思い,物件を探すことにしました.借金は嫌なので,区分所有の現金買いで堅実に行くことにしました.新築は,相場が決まっているので掘出し物が無くて,投資対象としては論外です.そこで,まず目が向くのは,築浅・高利回りの中古物件.ローン返済に行き詰って任意売却となった物件など,お得なものがときたま出てきます.ところが,首都圏では,この頃には,不良債権処理が一巡し,不動産価格が上がっていました.それまでと違い,お得な築浅など,そう滅多に出るものではありませんでした.「どうしようか?」再び悩んだとき,閃きました.「築浅を狙うから,他の投資家と競合してしまうんだ.そう!老朽を狙えばいいんだ.建替え間近の老朽を.人の裏を行かねば」・・・2007 年内に,いずれも老朽の区分所有 2 戸,戸建 1 戸を買い増しました.でも,「老朽マンションなんて買っちゃって,どうするの?買って数年で取り壊しじゃあ,銭失いだよね」とお思いの方もいらっしゃるでしょう.そう,そこです.如何に投資額を回収して儲けを出すか?シナリオが無いと駄目です.そのシナリオとは・・・?
→ クミヤくんの不動産ポートフォリオ
2008 年初,長期休業中だった株式投資を再開しました.休業中と言っても,3 ヵ月に 1 度は,全スクリーニングを掛けて,割安銘柄の調査は続けていました.ただ,納得の割安銘柄が全く見つからなかっただけです.今は,割安銘柄がゴロゴロしていて,私の知る限り,全体的に,ネットバブル崩壊後安値に匹敵するお買い得水準です.恐らく,日本の景気は,近い将来,後退期入りします.経験から占うと,景気後退は 1〜2 年続き,景気後退の序中盤は平均株価がつれ安して,景気後退の終盤は平均株価が先行して上がるでしょう.ただ,景気にしろ平均株価にしろ,実際にどこが底になるか,神様でも判ろうはずはありません.なので,今後 2〜3 年の期間に渡って,企業価値から判断して充分割安な数十銘柄を探し出し,少量ずつ買い集めようと作戦を練っています.期間分散・銘柄分散しながら,最大の割安チャンスをその周辺ごと刈り取るのです.
今現在,投資収益(不動産賃料,REIT 分配金,株式配当金)だけで,衣食住遊を賄って,お釣りが出ています.勤め先からのお給料と投資収益お釣りとは,合せていったん全額貯蓄に回し,キャッシュポジション(現金・現金同等物の残高)増大に当てます.キャッシュポジションの一部は,ときどき投資へ振替えます.その段階で,キャッシュポジションはガクンと落ちます.しかし,投資収益が増えるので,キャッシュポジションの増大ペースは以前より上がり,意外に早くキャッシュポジションは回復・拡大します.そこで,また,キャッシュポジションの一部を,投資へ振替えます.再び,キャッシュポジションはガクンと落ちます.しかし,投資収益は更に増え,キャッシュポジション増大ペースも更に上がります.だいたい,こんなことの繰り返しで行けば,お金に不自由することは無いでしょう.